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厳選!社会人になる前に準備・勉強すべき3つのこと(デキる新人への道)

学生生活も残りわずか。入社を控えて、どんな気持ちですか?期待でいっぱいでしょうか?

皆さんの中には、学生時代にアルバイトをしたことがある人も多いと思いますが、
なかなか「社会人」というのはイメージがつきにくいものですよね。私もそうでした。

  • ちゃんと仕事やっていけるかな? 恥かきたくないな
  • もっと学生の頃に頑張っておけばよかったと後悔はしたくない
  • でも残りわずかの学生生活、楽しみたいしな

とか、期待とは裏腹に、不安もたくさんあるのが本音ですよね。
なので、この記事では、皆さんの不安を払拭するアドバイスをお伝えします。

私も新入社員時代を思い出すと、
上司・先輩から厳しくも愛情ある指導をいただき、人生で「一番」怒られた1年でした。
今でも思い出すと、胃がキリキリします。笑
そんな私も、今では部下を持ち、これまで内定者や新人研修の講師を何度も務めてきました。
この記事では、そのエッセンスを凝縮してお伝えします。

では、本編スタートです!

目次

社会人になる前に準備しておくべきことはたったの3つだけ

学生時代に準備・勉強しておくことは「習慣作り」「身体作り」これに尽きます。
この2つに共通することは
「業務に直結しないけど重要であり、習得に時間を要すること」です。

ビジネスパーソンは忙しい。
特に新入社員は忙しく、目の前の業務をこなすことに精一杯になるはずです。
かつ、ビジネスは長距離走のようなもので、
良いコンディションを持続することが重要です。

厳しいビジネス環境下でも、
自分が満足のいくパフォーマンスを発揮しようと思った時に必要なのが、
社会人としての「基盤」です。
それが「習慣」であり「身体」です。

一流のビジネスパーソンは「習慣」と「身体」作りを大切にしています。
しっかりした「基盤」の上にしか、積み上がっていかないので、
今のうちから準備を始めましょう。

規則正しい「生活習慣」を作る

一番大事なのは、「朝起きる時間」を決めることです。
ビジネスパーソンは朝が勝負。

9時始業であれば、2時間〜2時間半前には起きる習慣をつけておくと、
余裕が生まれます。

次に大事なのは、「寝る時間」を決めることです。
つまり、自分の「適正な睡眠時間」は絶対に確保しましょう。
個人差がありますが、目安は6〜7時間。

ポイントは休みの日も含めて習慣化しておくことで、
自分の良いリズムが作れるようになります。

「学ぶ」習慣を作る

社会人になると「業務」に関するインプットしかしない人が大半になります。

意識的にインプットをしないと
「与えられる仕事」はこなせるようになりますが、それ止まりです。

そして「人生100年時代」と言われる今、
「学ぶ」習慣のないビジネスパーソンは生きていけません。
「常にインプットする、学び続ける」習慣付けは、より重要度が増しています。

では、具体的にどうするか?
私の一番のオススメは「読書」です。
なぜなら、コスパが最も高いから。
週1〜2冊くらいを読む習慣が作れていると、
3年くらい経った時に、かなりの差になって現れてきますよ。

ビジネスマンとして「相応しい身体」を作る

身体が資本です。
一流のビジネスパーソンと言われる人は、みんな身体を鍛えています。

ただし、ハードトレーニングが必要な訳ではありません。
自重トレーニングでも十分です。
そして、健康的な食事を摂る。
一人暮らしをする予定の方は、自炊のレパートリーを作っておきましょう。

入社するにあたって、特別な「準備」が必要ない理由

ここまでいかがでしたか?
どれも当たり前のことで、少し肩透かしをくらった感じでしょうかね。

よく内定者研修で聞かれる質問は、こんなのです。

  • PCスキル(パワポ、エクセル)とか勉強しておいた方がいいですか?
  • 業界情報は理解しておいた方がいいですか?
  • ビジネスマナーは勉強しておいた方がいいですか?
  • 資格取得は何をしておいたらいいですか?

確かにどれもやるに越したことはないですが、
このような「業務・仕事に直結するスキル」は、入社前から準備する必要はないと考えています。

なぜなら、
新入社員に「最初から仕事ができる」ことを、そもそも期待していないからです。
当然ですよね。
ちょっと前まで学生で、仕事を全く知らない人がすぐできるようになるほど、
仕事は簡単ではないからです。

今でも思い出す、
私が新入社員の頃、上司から言われた印象的な言葉があります。
「俺の机には鍵をかけない。何でも聞け、何でも相談しろ、何でも盗め。一生に一度の新入社員。徹底して甘えなさい。」

この言葉からもわかるように、
仕事のことはその道のプロである「上司・先輩」から徹底的に学ぶのが最も有効な手段。
それが私の考えです。

だからこそ、入社までの今の期間は、「業務に直結するスキルの習得」ではなく、
「業務に直結しないけど重要であり、
習得に時間を要すること」に取り組むことの方が価値が高いと思います。

「デキる新人」と「デキない新人」の決定的な差は◯◯◯だった

「デキる新人」と「デキない新人」の差、
それは「学生気分から抜け切れているかどうか」です。

「デキない新人」は「学生気分」がずっと抜けません。
1年経っても纏っている新人もいます。。。

一方で「デキる新人」はいち早く「学生気分」を脱ぎ捨て、
「社会人」としての振る舞いができています。

では、この「学生気分」とは何でしょうか?
「学生気分」とは「気分」ではなく「行動」の違いとして出てきます。

他にも要素はたくさんありますが、
「学生」と「社会人」との間には、
「考え方」そして「行動」として明確な「違い」が出てきます。

学生気分 社会人の基本
定時(始業時間) 集合する時間 完全な状態で業務開始する時間
優先事項 自分の都合を優先 チームの都合を優先
評価 自分が頑張った内容を評価 自分が導いた結果を評価

これを理解できない、あるいは実践できない新人をたくさん見てきましたが、
この「社会人の基本」ができるようになると、
1年経った時には目覚ましい成長をみんな遂げています。

そして「社会人の基本」を実践するための「基盤」作りが前提にあることは、
言わずもがな、ですね。

ぜひ、皆さんもこの考え方を持って、社会人としてのスタートを切ってもらえたら嬉しいです。

おわりに

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ここまで読んでくださった皆さんならわかると思いますが、
社会人になるにあたって「特別な準備・勉強」は必要ありません。

日常の生活の中で培える「習慣作り」と「身体作り」、
そして「社会人の基本の理解」があれば十分です。

だからこそ、それ以外は思いっきり残りの学生生活を楽しんでほしいと思います。

よく「学生時代は人生の夏休み」と言われます。
まさにそうで、今の皆さんは
「自分自身のためだけに、時間を自由に使うことができる」という稀有な時間の中にいます。

だからこそ、学生時代の今しかできないことをやってください。

友達と過ごす、恋人と過ごす、家族と過ごす、一人で旅に出る。何でもいいと思います。
たくさんの良い経験を積んで、社会人への一歩を踏み出してください。

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